音声時計「ポケットトーク」

2012年10月31日の更新で、音声時計「トークライナー」を紹介しました。今回は、もっと小型で持ち運びしやすい「ポケットトーク」をご紹介します。


新旧音声時計勢揃い。手前が最新機種「ポケットトーク」。

奥左の金色のが「トークステーション」。たぶん15年以上使っています。奥右が「トークライナー」。こちらは1年ちょっと。前者はまだ電波時計がない時代のもので、当然、時刻合わせは自分で行います。トークライナーは電波時計ですので勝手に合わせてくれます。いやぁ、便利、便利。今や当たり前の機能ですけど、本来、時計というものはそれ自体が正確であるべきもの。あるべき形にようやくなってきたか…と思っています。


これがポケットトーク。真ん中のボタンを押すと「○○時○○分です」と読み上げてくれます。もちろんこれも、電波時計

ディスプレイ右下の四角いボタンは「オートスピーキング」。押してから15分間、1分ごとに時刻を読み上げてくれます。この機能が流星観測や掩蔽観測などに、とにかく便利なのです。


手で持ったところ。スマホくらいの大きさです。 (スマホ持ってないけど、たぶんこんなものかな…と予想w)


試しに、「トークライナー」と「ポケットトーク」を一緒にオートスピーキングさせてみました。ちょっと笑っちゃいましたね。「斉唱」っていうか、全く同じ声なんですよね。まぁメーカーも同じですし、当然っちゃ当然ですけどね。電波で時刻を合わせているのでしっかり同期しています。が、ほんの少しタイミングが違うのは、『指定時刻からコンマ何秒後に声を出し始めるか』っていう設計値が、若干違うためと思われます。また、声の大きさはガタイに比例し、「トークライナー」の方が3倍くらい大きいです。これは仕方ないですね。
というわけでこの「ポケットトーク」、なかなか便利に使えそうです。寝坊が心配な方は、旅行のお伴にも良いかもしれません。ただし、カプセルなどでは迷惑になりますのでご注意。それから、列車や飛行機の中でいきなりオートスピーキングがONにならないように気をつけた方が良いでしょう。カバンの中からいきなり声が聞こえてくる…って、なかなか不気味ですから…(笑)。*1


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*1:ちなみに筆者の母親、旅先で面白半分に買った「笑い袋」というオモチャ(ボタンを押すとひたすら笑い声が聞こえてくるというジョーク商品)が、日本ライン下りか何かの船の中でいきなり笑い出してしまい、船ごと笑いが止まらなかった、というエピソードがあります。