昨日夕方の話です。
国際宇宙ステーション(ISS)が、おおいぬ座のシリウスを通過する予報を入手しました。自宅では予報ラインとは1km以上離れていますが、それでもかなり接近するはず。ゆっくり見ようと、自宅で撮影する事にしました。
予報時刻は18:58過ぎ。定時で帰ればちょうど良い時間ですが、年度初めの「読めない」時期。案の定、残業に突入にしましたが、18時に無理矢理終了してぶっ飛んで帰宅。すぐに庭に望遠鏡を出しました。
まだ明るさの残る空で、北極星は見えません。まぁ短時間の現象だし、極軸はアバウトに北に向けただけです。屈折の鏡筒にカメラボディを取り付け、撮影準備。もう1台のカメラを三脚にセットし、広角レンズでインターバル撮影。
ISS通過前の南の空。電柱のあたりが真南です。文字入れしてみました。
まずは広角の写真を。15秒露出・5秒中断の23コマを動画にしました。
この動画を１枚に合成すると、こうなります。
上の動画で、シリウスに大接近した時のクローズアップです。
・・・声が入っています（笑）。
なお、うまく撮れればISSの形がわかるはずですが、今回は露出オーバーで形がわかりません。
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中央の青白い星がシリウス、右がISSです。
上の画像のISSを強拡大してみます。
うーん、露出オーバーで飛んじゃってるし、露出時間の間に動いているのでブレている…。
実は、AEロックという手段を用いたのですが、露出を決定するための照明に玄関灯を用いたのがいけなかってみたいです。玄関灯では暗かった、つまり露出時間が長くなってしまった…というわけです。これ、次回に向けた改善点です。よし、この次がんばろうっと。
