今日は朝から良く晴れていました。期待していた「戻り寒波」で、一時的に冬型の気圧配置になりました。夕方まで持つかな、と心配していたのですが、珍しく持ちました。退勤後、いつもの山へ。
到着後すぐに夕景を撮影。彗星が先週よりも北よりに来ていますので、西から北北西にかけて、どこまで見えるかの確認です。
部分拡大。左端が真西で、浅間山です。
18h43m頃、11×80双眼鏡で彗星を捕らえました。彗星自体は暗くなっていますが、今日は晴れているので見やすいです。(「見やすい」というのは彗星マニア的感覚です。)10×50双眼鏡、手持ちでもなんとか見えました。
200mm絞りF4、ISO400、露出20秒。PENTAXアストロトレーサーで追尾。元画像はこんな感じ。
明度とコントラストを調整。
さらに部分拡大してもう一度調整。
彗星から上の星までは、1.5度。尾の長さは20'といったところでしょうか。2個の恒星、明るい方が5.4等、暗い方が5.9等です。
暗くなった頃の北西地平線。カシオペヤの真下あたりまで見えることがわかりました。
もう少し時間があれば眼視観測で光度目測したのですが、ひとしきり撮り終えた頃には低空の雲の中に没してしまいました。おそらく、2等台じゃないかと思います。
今日は行く途中、まだ林道に入る前の県道の登り道で、イタチらしい動物を目撃しました。里と山のちょうど境目あたり、ここより上は人家がない、というあたりで、道を渡っていました。