ISSの月面通過

ISS(国際宇宙ステーション)の月面通過の予報をいただき、また撮影して来ました。PENTAX K-5、90mmアクロマート(fl=1000mm)直焦点(1000mmF11相当)による撮影です。赤道儀ビクセンGP、例の12Vバッテリーを使用して追尾しています。
前回の反省を踏まえ、今回はわざと露出アンダー(-0.7EV)に設定してそこでAEロック、そのまま撮影しました。結果、ISSの形がわかるようになりました。


下の動画、1秒を25秒に引き延ばした「コマ送り動画」です。撮影モードが25fpsなので、1秒の間に25コマ撮っています。これ、設定で30fpsにもできました。そっちにすれば良かった…と、終わってから気がつきました。


こちらが比較暗合成の画像。強風のため、動画では月ごとゴムまりのように画面中を飛び跳ねています。それを合成したため、動きがひどくでこぼこになってしまいました。


一コマを切り出すとこんな感じ。コペルニクスの近くにあるのがISSのシルエットです。


部分拡大(等倍)。両側に太陽電池パネルがあるのがわかります。


違うコマを2倍に拡大。さらにわかりやすいです。


元の動画では、パソコンから時報を流し、音声として記録してみました。カメラボディに外部マイクを接続し、このマイクから観測風景としての肉声も入るようにしたのですが、なにしろ風が強すぎて、非常にノイジーな録音になってしまいました。録音自体もレベルが低く、パソコンで聞く限り、非常にわかりづらいものになってしまいました。まだまだ改善すべき点がたくさんありますねぇ…。