小惑星2012DA14がやってくる!

日本時間16日早朝、小惑星2012DA14が地球に接近します。予報によると7等級になるそうなので、双眼鏡で見えそうです。そこで観測地下見…といっても、わが家の敷地内と隣の畑ですけど。04:30にコップ座からしし座にかけてがよく見えるポイントを探してきました。(そのために今夜は「計画的コタツ寝」でした。)
昨年2月に発見されたこの小惑星、地球に似た軌道を持っています。直径は45mと小型ですが、近づいてきたため発見されました。今回の接近は地表から27700km、これは地球の直径2個分で、静止衛星軌道36000kmよりもずっと内側になります。これだけ近づきますが、軌道は正確にわかっているので、衝突の心配はありません。
地球に接近するため、見かけの移動速度が大きく、背景の星座に対してどんどん動いて行きます。(とはいえ飛行機や人工衛星ほど早くはありませんが)そのため、面白いことに、南西からのぼって西の空高くまで移動します。『西からのぼった小惑星〜♪』ってわけです(笑)。
土曜日の早朝、もし晴れたら、お得意のインターバルタイマーによる撮影で動画を作ろうと思っています。でも天気予報、微妙なんですよね…。