カラーチューナーを使ってみる

チューナー。ギターの弦の音を正しく合わせるための道具です。ただ、ギターのヘッドについている「糸巻き」の部分、あれもチューナーと言いますので、誤解を防ぎたい場合は「チューニング・メーター」というようです。


長くなるのでたたみます。ギター・チューナーに興味のない方、お急ぎの方は開かないでスルーしてください。


ギターのチューニングといえば、私の世代は音叉。そのうち電子機器が安くなってくると、基本音を出し、メーターの針の振れで合わせるチューナーが出現しました。現在はギターのヘッドにクリップではさんで、画面表示を見ながら合わせるのが主流でしょうか。このクリップ式のものは簡単で正確なので、プロのプレイヤーにも多く使われています。

たぶんこれがベストセラー。KORG AW-2。


私も一つ使っていて、十分満足しているんですけど…。この表示部分がカラーのチューナーがあったので、つい買ってしまいました。国内大手ギターメーカー「モーリス」から出ている「CT-2」という製品です。


電源投入直後。とりあえずクロマチックモードなので、小さく「C」が表示されています。ほかに、ギター、ベース、バイオリン、ウクレレの各モードがあります。また、Aの音を430〜450に設定できます。


音が低いときの表示。


音が高いときの表示。


音が合ったとき。「A」の表示が出ています。


ギターモードで合わせたとき。5弦なので「5」の表示が出ます。


チューナー画面の可動範囲を調べてみました。回転軸が2軸ある方式です。(天文屋には「経緯台」としておなじみの方式です。)本当は3軸欲しいんですけどね…。
首をかしげる動きです。


水平回転。


でも、画面を傾けたくても、できません。この3つめの軸が欲しくなる時があります。





実はもう1個、相次いで購入しました(笑)。常に比較検討してみないと気が済まないという、あまり経済的によろしくない性格の私です…。
Flanger社のFT-12Cという製品です。こちらは価格も安くてコンパクト。KORGを意識したデザイン…だと思います。回転軸はやはり2軸。


音が低いときの表示。


音が合ったときの表示。赤い部分も点灯しているのがモーリスと違います。


音が高いときの表示。


面白いのは、モーリスのと回転軸の付き方が違います。

モーリスは画面の脇に軸が付き、フランジャーは画面の裏側に軸が付いています。


水平回転。(クリップ部分から見ての水平です。)


傾き。


でも首をかしげる動きができません。


どちらが良いか、一長一短です。その点、KORGのボール雲台方式は実に良くできています。簡単に動かせて、あらゆる角度に向けられる…当たり前に使っていると気がつかないのですが、これ、すごい発明(というより応用)ですなぁ。


さて、記念に、一緒に撮影してみました(笑)。

なかなかお目にかかれない光景…いや、楽器屋さんにあるか…(笑)。


そうそう、肝心の比較検査で気になった点が一つ。弦を弾いてからメーターの立ち上がりは各社全く変わらないのですが、弦を押さえて(つまり音を消して)からメーターが消えるまでの時間が、フランジャーはちょっと長いのです。これ、ステージ上でさっさと次の弦のチューニングをしたい、という時にはちょっと面倒です。早く消えれば良いのに、と思います。(逆に、デジカメでブログ用の画像を撮る時にはありがたかったですけどね…w)


まぁこんな感じで、見た目がキレイなので、1つ持っていても良いかな?あるいは、ギター弾きの彼氏がいる方、よいプレゼントになると思います。…というわけで、アフィリエイト貼っておきます。
本日の楽天最安値。


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サウンドハウスには…なかったですねぇ。


フランジャーのチューナー。安いです。


アマゾンにもあります。何か注文する時、ついでにいかが?


ちなみに、カラーチューナーで検索したら、こういうのもありました。これは本体の色がいろいろある、って事です…。たくさん並べるとキレイかもしれません(笑)。

こちらはKORGですが、2軸方式なので使い勝手はいまひとつかもしれません。


で、実用性で言えば、やっぱりこちら。

この色が残っている…から安いのかな?


アマゾン。普通、安くてもこのくらいの価格はします。

結論として、一番使いやすいのはKORGのこのタイプです。プレイヤーを自負する方は、ぜひこれを!


あー、面白くて検索しまくってこんな時間に…。まぁコタツで4時間寝てるから大丈夫か…。最近すっかりこんなパターンになってしまいました…。