歌旅劇場版

中島みゆき、2007年のコンサートツアーを映画にした「歌旅劇場版」を見てきました。この映画、上映館が少なくて、県内では守谷のワーナーマイカルシネマズのみです。
土曜日に南船橋で管楽器フェアを見てきたのですが、一度帰宅してまた来るのも面倒に感じたので、守谷の東横インに宿泊。朝ゆっくりと出られるようにしました。守谷に泊まるのも初めてです。


映画は、中島みゆきファンの方は必見。ぜひ見ていただきたいです。コンサートですから、名曲、好きな曲が次々出てきます。何曲めだったかな?「糸」「命の別名」のコンボで涙腺が完全崩壊。以後、涙と鼻水との戦いとなりました(笑)。「with」や「ファイト!」も、自分的には泣いちゃう曲です。
「涙ならハンカチでふいてあげるよ でも鼻水はね、ハンカチがべとべとになるよ」と、ちょっと詞みたいに書いてみましたが、私が書くと後ろ半分がお笑いになっちゃいます(笑)。みゆきさんの場合は「泣きたい夜に」という曲(好きな曲なんですけど今回はありませんでした)で「涙だけは大きなタオルでもあれば乾くだろう」に続き「けれど心の傷口は自分では縫えない」と続くんですよね。流石です。
ここしばらくみゆきさんを追っていなかったのですが、今夜は帰宅して2時間くらい歌いましたね。考えてみれば、彼女のファンになってからもう30年を超えるんだなぁ…。そう考えると、実に長い付き合いです。最近はどうなんでしょ?相変わらずチケット取りづらいのかな?またコンサートに行きたい気持ちがふつふつと湧いてきました。


彼女の歌、その詞は、いろんな意味で、密度が高くて、重いです。そして、波長が合う部分が多いのか、魂を揺さぶられる度合いが高いです。最近、軽めの詞(女の子の言葉で歌う、主に恋愛に関する詞)を歌う機会が多いだけに、自分の音楽性(…っていうほどのもんじゃないけど)について考えさせられました。この重い世界、やっぱり好きです。表現するに当たり、好きって事は一つの必要条件です。十分条件じゃありませんけど、それでもやっぱり、みゆきさんの歌を歌い続けて行きたいと思います。


ところで、この映画、ある方のツイートで知ったのですが、かなり宣伝不足じゃないかなぁ?(私が情報収集していなかっただけという面もありますが…)今日の映画館、お客さん10人くらいしかいなかったし…これはいくら茨城とはいえ、少なすぎるでしょ?潜在的に、中島みゆきファン人口はもっと多いはずだから。幅広い年齢層に支持されているはずですし、もったいないです。


公式サイトはこちら→「歌旅劇場版」
まず、上映劇場をチェック。もう終わってしまったところが多いですが、これから公開する館もあります。お近くの館で、ぜひご覧下さい。