PENTAX K-5

1月1日、わが家に新しい(中古だけど…)カメラがやってきました。PENTAX K-5。ペンタックスデジタル一眼レフです。




秋頃から潜伏していた「カメラ欲しい病」が本格的に発病したのは、12月10日の皆既月食の後です。あの時は、のんべんだらりと見ていたわけですが、あとから知り合いがデジカメで撮影した写真を見て、『自分も撮れば良かった』と後悔しました。くわえて、最近のデジカメの写りの良さにびっくりしました。皆既中の月と一緒に、たくさんの恒星が写っています。これを見て『あっ、新しいデジカメが欲しい!』と思いました。
デジタルの世界は日進月歩です。どんどん新しい性能の良い製品が出て、買うタイミングが非常に難しいところ。が、『食べたい時が美味い時』同様『欲しい時が買い時』、これは間違いありません。そこで早速リサーチ開始。
メーカーはペンタックス。これは決め打ちです。銀塩の時代からずっとペンタックスを使っていて、その頃のレンズが現在のデジカメにも使えます。デジタル一眼レフといえば、ニコンキヤノンの二大メーカーがほとんどのシェアを占めています。その間にかろうじて割ってはいるのがペンタックス。シェアで追いつくのはまず無理でしょうけど、銀塩の時代から根強いファンも多く、またコストパフォーマンスの点で二大メーカーに勝っています。…要するに、同じようなクラスの機種なら、安く手に入る、って事です。
決めたのがペンタックスの現在の上位機種、K-5。発売から1年以上たっていますが、ということは、価格もこなれていて、初期不良も修正されているはずです。そして、中古市場にもタマが多いはず。あちこちネットショップを回ったあげく、中古でいいや、とヤフオクで落札しました。レンズはたくさんありますので、ボディだけです。
レンズと言えば、オートフォーカスでズームが全盛ですが、実は天体撮影にはAFもズームも不要、むしろ邪魔になるくらいです。天体撮影はピントは無限大にすれば良いのですが、オートフォーカスレンズは無限大以上にピントリングが回ってしまうんですよね。もちろん、星ではオートフォーカスは作動しません。ズームも、長時間露出中にズームが動いてしまうリスクと、レンズの構成枚数が多いのでゴーストの元になるし、光の吸収が多いことで星を撮るには不利なのです。(…とはいえ、上に写っているのは18-55mmズームです。istDSで使っていたレンズです。)


当面、星を撮るのは、マニュアルフォーカス時代のレンズ。
SMC PENTAX-A 24mmF2.8

SMC PENTAX 200mmF2.5

並べたところ。

こうして並べているだけで、もうワクワクします。




あれ?上の写真、なんか、2台ありますよね…(笑)。
実は、バックアップを入手しちゃいました。また落札して、今日到着したのです。私、気に入ると、バックアップ機が欲しくなっちゃうんですよね…。ギターといい、Win98時代のノートパソコンといい…。(さすがに車や家はバックアップありませんけど…)


もう一台あります。一回り小さな、これ。

本物と比べると、小ささがわかります。1/3スケール。

でも、ほら、レンズだって着脱できるんです。

しかも、本体に装着可能!!

ほら!カワイイっしょ!?

いや…載せたからどうなるってものでもないんですけど、ただ載せられるっていうマスコットなのです。
大きなカメラ屋さんで、ガチャガチャ(ガシャポンとも言う)で売っている(\200)のですが、中身がペンタックスの6種類です。懐かしいMXも欲しいのですが、ここはぜひK-5が出て欲しかったところ、無事に一発でK-5ブラックをゲットできました。


あ、そうそう、落札価格は6万円台です。別に、ボーナスを当て込んで…というわけでもありません。実は、転勤してから、お昼ご飯は日替わり弁当です。(…なんのこっちゃ?)ありがたいことに、これが一食\380なのです。転勤前は、お昼といえば出前が中心で、だいたい\650とか\700でしたから、毎月22食として、(700-380)×22×10=70,400。つまり、昼食代が浮いた分10ヶ月で買えちゃったわけなのです!『弁当ペンタックス』と呼んでみようかな。『弁当ックスK-5』でも良いかも…。


…え?2台目の予算はどこから出たかって?そうだなぁ、来年の昼食代の分かなぁ…(笑)。