夕空の「月と金星」

今日の夕方、南西の空に非常に細い、爪のような月が見えていました。急いで帰って撮影…と思ったのですが、気づいた時には既に雲が出はじめていて、帰宅した頃には雲の中でした。
明日はもう少し月が太くなり、金星に接近するので、非常に美しいながめになるはずです。晴れていたら、夕方の南西の空をご覧下さい。17時〜18時頃が見頃で、移り変わっていく夕焼けの色を楽しみながら、月と金星の動きを観察するチャンスです。(このへん、先月の同じ記事のコピペですw)


今日はこんな感じでした。茨城県南部(東京でもあまり変わりません)でのシミュレーション。下部の方位が書いてあるところが地平線で、10度ごとに目盛りをふってあります。


2012年1月25日17時30分




明日はこんな感じに見えます。金星との角距離は、6.7度です。


2012年1月26日17時30分




明後日はこんな感じ。


2012年1月27日17時30分




  ※ ここまでの図の作成には「Stella Navigator ver.5」(アストロアーツ)を使用しました。


双眼鏡を用いて観察する際の注意を、12月26日の更新で書いています。参考にしてください。
明日、晴れると良いですね。楽しみです。