手あれ

寒くなって、乾燥して、手が荒れる時期ですね。(主夫・自炊派の悩みです。)
食器などの洗い物をする時、この時期、冷水は辛いので、お湯を使うわけですが、ただでさえ洗剤が皮脂を洗い流してしまうのに、お湯なので余計にその効果が強くなってしまいます。これ、食器の汚れが落ちやすくなるのと同じなのは皮肉なことです。お風呂上がりの肌もまた同様。かくて、この時期の手先は乾燥して「かさかさお肌」になってしまいます。
この「手あれ」、意外な時に「困りもの」になります。それは、ネクタイを締める時。表面がシルクの、高いネクタイの時に多いのですが、指先の荒れた部分がひっかかって、細かい繊維が飛び出して、「ほつれ」になってしまうのです。お気に入りのネクタイなのに、ほつれができてしまい、ガッカリ…という場面が度々あります。
ほつれができると、ハサミで切ってしまうことが多いのですが、どうやらこれはやらない方が良いみたいです。ライターなどで軽く焼いた方が良い、と書いてありましたが、本当でしょうか?火を近づけ過ぎて、表面を焦がしてしまいそうで、やった事はありません。母が、ネクタイに熱すぎるアイロンをかけて、表面が溶けてしまった…という経験をしているので、怖くてダメです。
ほつれはともかく、手あれの方ですが、「洗い物のあとにクリームを塗る」くらいしか対処法を思いつきません。アロエとか尿素とか、いろんな成分入りのがあるみたいです。(以前、かなりひどかった時期は、クリームを塗った後、手袋をして寝ていたことがありました。)現在はそんなに「ひどい」というわけでもないので、まぁ季節の風物詩と思って、ほどほどにつきあって行きたいと思います。
でもなぁ、手が荒れると、ギター弾く気力が薄くなるんだよなぁ…。