スリップ注意!!

今日は朝から降っていた雨が午前中に雪に変わり、昼頃にはけっこう積もっていました。お昼の出前がなかなか来なくて心配したり、来たことは来たけど原付の運転が危なっかしかったり、いろんな事がありました。職場の近隣の学校では早めに授業を切り上げるところが多かったようで、いつも見かけない時間に学生が道を歩いていました。


そんな雪の日、スリップ事故を目撃してしまいました。場所は、とある蕎麦屋の店内、時間は19時頃です。接客担当は男性2名。中年のベテランとおぼしき人と、バイトらしき若いにいちゃんです。お客は少なく、3〜4組だったと思います。
私の座った席から少し離れた席に、お母さんと女の子が座っていたのですが、女の子がうっかり湯呑み茶碗を落としてしまいました。ガチャン!と大きな音が店内に響き、一瞬、店内中の目線が集中します。ベテランの店員は落ち着いて対処。『お怪我はありませんか?』と言いながら、モップとちりとりで床を清掃します。
でも、床はすぐには乾かないんですよね。いくらか濡れた状態なわけです。そこへ、若いにいちゃんの店員が、別の席の家族連れがオーダーした蕎麦を運んで来たのですが…。濡れた床で、滑ってしまいました。転ばないようにとどうにか体勢を整えたようですが、器の中身の麺や具材が、床に、びちゃっ!と落下してしまいました。幸い(?)、器はお盆に乗ったままで、被害は最小限度で済んだと言って良いと思われます。もし、あと1メートル飛んだら、熱々の麺がお客さんの足にかかるところでした…。
再びベテランの店員がモップとちりとりで掃除します。若いにいちゃんは奧で『お前、ちょっとレジでもやってろ』とか言われたのかもしれません。少しの間、出てきませんでした。きっと凹んでるだろうなぁ。気の毒になぁ…。と、なぜか同情的な私…。そう、今なら、事故った人の気持ち、わかるからです。


蕎麦屋からの帰り道。路面には雪はもう残っていませんでしたが、雨の後のように濡れていましたので、通常の3倍くらい慎重に運転して帰ってきました。皆さんも、雪や濡れた路面では、スリップに注意してくださいね。