切れる大人

先日、スーパーで、見たくないものを見てしまいました。


買い物をしている親子連れなんですが、母親が小学生らしき娘に向かって怒鳴っているのです。
「××××××××!あんたの食い物買ってるんだから!嫌なら食わなきゃいいんだよ!食わねぇで死んじまえば良いんだよ!」


感情のままに言葉がほとばしっているようで、怒鳴っている内容もさる事ながら、人前でこういう物言いをするのはいかがなものかと思います。こんなふうに言われた子供はどういう気持ちなんでしょうか?それとも、こういう言われ方に慣れてしまうのでしょうか?そういうものだと思ってしまうのでしょうか?そして、親になったら同じ事を繰り返すかもしれません。
“切れやすい子供”って良く聞きますけど、大人だって同じです。歯止めが効かない人は、言葉だけでなく本当の暴力沙汰になっていくようです。新聞の社会面に毎日のようにある殺人や傷害事件、そのうちのかなりの数が、こんなふうに“がまんできない大人”が起こしているように思えてなりません。


あの子供、もしかしたら、身体中あざだらけかもしれない…などと余計な事を考えてしまって気持ちが暗くなった勤め帰りのお買い物タイムでした。