悪魔のいろいろ

℃-uteのミュージカル「悪魔のつぶやき」にちなみ、いろんな悪魔を集めてみました。


悪魔と言っても広うござんす。千差万別。アクマでも個人の趣味と知識の範囲です。私がこれまでの人生でどんな悪魔を見てきたか、その一部をおわかりいただけるかと思います。(今夜思い出しただけのほんの一部です。)
…こういうの、オーガさんが得意なんだよねw。でも人によって全然違う更新ができると思うので、競作するのも面白いかなって思います。


まず「悪魔くん」。先月まで朝ドラ「ゲゲゲの女房」を放映していましたが、おなじみ水木しげる原作のマンガの実写版です。1966年放映。その後アニメにもなったようですが、そちらは知りません。これはオープニングです。(案の定、これオーガさんとカブってる…。)

白黒放送で、かなりおどろおどろしい雰囲気でした。実際、うなされましたね(笑)。初めて見たのは第3話「ミイラの呪い」だったと思うのですが、空に現れた渦巻きから巨大な手が飛んできて、子供をさらって行くのです。ホント怖かったです。


次、歌謡曲行きましょう。平田隆夫とセルスターズ「悪魔がにくい」。1971年。歯切れの良いボーカルが印象的です。同グループだと「ハチのムサシは死んだのさ」の方が有名かな。これも編曲は昭和チックだけど、メロディなんか今でも通用すると思います。


洋楽です。クリフ・リチャード「Devil Woman」。大御所の1976年の曲です。たまたまこの頃、洋楽あれこれ聴いていたのかな。なんか印象に残っています。


マンガの悪魔たち。
Dr.スランプ」のチビルくん。「ドラゴンボール」のアックマン。「キン肉マン」の悪魔将軍など。
元々、悪魔って、人間の心の中の醜い部分を擬人化したものだと思うのですが、『悪魔=絶対悪』という既存の概念を逆手にとって、悪魔としてのアイデンティティや葛藤を表現した作品は、古今東西数え切れないほどあります。悪魔の中に人間の魂を、また、人間の中に悪魔の心を。こういう作品が多いのって、人の内面が決して善悪の2で割り切れるものじゃないってことを表している気がします。


文学作品を語れるほどの読書量は到底ありませんが…。マーク・トウェインの「不思議な少年」をまず思い出しました。読んだのがずいぶん昔のことなので記憶がさだかでありませんが、少年を「悪魔」とは銘記していなかった気がします。それでいて未だに時々思い出します。人間に対して徹底的にシニカルに描いています。人間不信を究めたい人はぜひ読むべし。
それと、辞書の形式でものごとを皮肉たっぷりに解説しているアンブローズ・ビアスの「悪魔の辞典」というのもあります。例えば→「噴水…万有引力に逆らう人類の愚かな試み。」等々。


うーん、だんだん気持ちが悪魔的になってきたなぁ…。


ではここでお口直しです。キャンディーズの「やさしい悪魔」。1977年。

個人的には「8時だよ!全員集合!」などでゲスト出演していたのをよく憶えています。でもこれ、今見てもかなり色っぽい衣装ですよね!ちなみに3人は21歳〜22歳です。
ついでにこれも行きましょう。吉田拓郎「やさしい悪魔」。作曲者自身による歌です。


キャンディーズと言えば、ラン・ミキ・スゥで「しゅごキャラ!」のキャラの語源にもなっているわけです(こっちはBuono!つながり)。℃-uteですと「暑中お見舞い申し上げます」を歌いましたよね。あれが出たときに『キャンディーズの曲なら、ぜひ悪魔の衣装で“やさしい悪魔”を歌って欲しいなぁ!』と思いました。とりあえず悪魔の衣装は今回のミュージカルで実現したので、今度こそぜひ「やさしい悪魔」をお願いしたいです!


…で…まだまだ時間があればどんどん思い出す気がするんですが、きりがないですねw。今日はこのへんで。キューティブロガーの皆さん、皆さんも自分なりの悪魔をならべてみましょう!





そうだ、「美少女仮面ポワトリン」の敵役は悪魔ディアブルだったな…。(…きりがない)