Guild S4CE

ギルドのエレクトリック・アコースティックギター*1(略して「エレアコ」といいます)、S4CEです。

以前、加藤いづみファンクラブの友人たちと、彼女のコピーバンド*2を作っていました。そのバンド活動のためにエレアコが必要になり、入手したのがこれです。これにしたのは、加藤さんが同じ型番のギターを使っていたからで、何がなんでも欲しくて、やや高かったのですががんばって落札しました。2001年のことです。


ヘッド。ギルドのチェスターフィールド・インレイです。


サウンドホール周辺。カッタウェイボディと、ギルド特有の大きなピックガード。


プリアンプ部分。ボディの厚みは、エレキ並に薄いです。


後ろ姿。ボディはマホガニーですが、普通のギターのようにバックとサイドを組み立てるのではなく、木材をくりぬいてボディにしてあります。右下の四角い部分は、電池ボックス。


アコースティックギターとしては小柄。ほぼエレキギターのサイズです。試しに、よくあるドレッドノート、マーチンD-28と並べてみました。


サイズが小さいので、エレキから持ち替える方や女性の方に好まれているようで、ZONEも使っていました。(ZONEの場合はフェンダージャパン*3の契約アーティストだった関係ですけど。)他にも多くのミュージシャンに愛用されています。


使ってみた感覚ですけど、アコギとして考えると、ボディが小さくてネックも細く、とにかく扱いやすいです。ボディが小さいので生音は小さいのですが、それでもちゃんとしたアコギの音がします。逆に、アパートなどではこのくらいの音の方が良いかもしれません。ある意味、都会的…なのかな?
バンドでこのギターを使う前には、まず大きなドレッドノートで厳しくトレーニングして、指がよく広がるようにしてからこのギターに替えます。すると、あーら不思議、楽々弾けるのです。(もっと時間のある時には、ドレッドノートの前に12弦アコギで練習する、という三段階トレーニングをした事もあります。)


エレキ的に、アンプを通した音については…あまり知識も経験もないのでよくわかりませんが、ちゃんと鳴っていました。(それだけ?…(笑))


今回このギターを紹介したのは、そうです!ライブで使うギターだからです!!皆さん、ライブをお楽しみに!!!

*1:アコースティックギターでありなながら、エレキギターのようにピックアップ(マイクだと思ってください)が内蔵されているギター。

*2:自慢話ですが、ご本人の前で演奏した事もあるんですよ!しかもご本人様飛び入りヴォーカル参加!!ってことはバックバンド状態!!!でもその時にはこのギターじゃありませんでしたけど。

*3:ギルド社は1995年にフェンダー社の傘下に入りました。