小惑星探査機「はやぶさ」が、長い長い旅路を終えて、ついに地球に帰還しました。
2003年5月9日打ち上げ、2005年11月20日小惑星「イトカワ」に着陸したものの、相次ぐトラブルで行方不明の危機に瀕しました。スタッフの努力で奇跡的に通信が回復。アクロバティックとも言えるあれやこれやの手段で地球帰還軌道に乗り、ついに今夜、地球の大気圏に突入しました。…といっても、「はやぶさ」本体は燃え尽きてしまい、カプセルだけが地上に戻ってきます。いやこれだって奇跡的なことなんですよね。
さて、その「はやぶさ」のストーリー動画がありました。すごくわかりやすくwまとめてあります。
今日はその帰還(=落下)の様子がネットで中継されました。うちはまだ光回線じゃないせいなのか、何度試みてもつながりませんでした。でも今は便利になりました。こうして動画の配信という形で見ることができます。
さて、天文マニアの常、背景の星空が気になります。場所はオーストラリアですから、星座の傾きが日本とは大きく異なっています。…が、見当が付きました。画面に3個、明るい星が見えますが、左上の星はおとめ座のスピカ、右上の星はうしかい座のアークトゥルス、下の星は土星と思われます。「はやぶさ」が燃え尽きたのは、かみのけ座のあたりのようです。(我ながらマニアックですw)
長い長い旅を終えて帰ってきた「はやぶさ」君に、おかえりなさい、そして、お疲れさま、と言いたいです。できれば地上に「オカエリナサイ(イは左右逆像で)」と電気でも灯して迎えてあげたい*1ですwww