今夜の一杯「高倉」

今夜は、奄美黒糖焼酎「高倉」です。

この「高倉」、評判は良いのですが、あまり店には出ていません。ネット通販で買いました。
メーカーは奄美大島酒造。ここ、行きました。7月20日の島内観光で行った浜千鳥館というのがこのメーカーの見学者向け施設なのです。同社のラインナップでは、スタンダードなのが「浜千鳥乃詩」、減圧蒸留でさわやかに仕上げたのが「じょうご」、樫樽熟成でコクを出したのがこの「高倉」です。

「高倉」とは、奄美大島に伝わる「高床式倉庫」のことです。通風が良く、主に穀物を貯蔵していたのですが、ネズミに侵入されないような構造になっています。ラベルにも「高」と「倉」の間に描かれています。長期貯蔵されているイメージにぴったりの名前です。

3年以上熟成した原酒を、さらに樫樽で琥珀色に熟成。黒糖のまろやかなコクと果実のような甘い香り、ふくよかな味わいを実現しました。(メーカーHPより)

…とあるように、黒糖焼酎というと一般には「すっきりさわやか」なのですが、これはコクがあり、芳醇な感じです。さすが、モンドセレクション*1で金賞をとっただけのことはあります。「樽ファン」の私としては、こちらの方が好みですね。寒い時期にはお湯割りが美味しいでしょう。…って、寒い時期まで残っていそうにもありませんけどw

*1:ベルギーで行われる飲食物の品評会。