鶏飯

夕方、やかん師匠が遊びに来たので、奄美土産の「鶏飯(けいはん)」を食べました。鶏飯とは、ご飯の上に、鶏肉ささみの細切り、金糸玉子、パパイヤの漬け物のみじん切り、みかんの皮のみじん切り、しいたけ、ネギなどを乗せ、お茶漬けのように鶏のだし汁をかけたものです。薩摩藩支配下に入っていた奄美で、藩の役人が視察に来たときにもてなすための料理だったそうです。鶏肉は、客人をもてなすための、とっておきの素材だったのです。
(余談ながら、奄美が薩摩の支配下に入って今年でちょうど400年です。ちょうどガリレオの時代だったんですね。)

これが具。ある程度乗せちゃった後なので、本当はもっとありました。


ご飯の上に具を乗せ、海苔も乗せ、だし汁をかけて、できあがり。
露出オーバーで、美味しそうに見えないなぁ…)


鶏飯を食べる「やかん師匠」の図。左下はウーロン茶です。


鶏飯、現地で食べて美味しかったので、冷凍のものを通販で取り寄せたのです。ただ1パック2食分なので、一人では開けられない…。なので誰か来たときに、(薩摩の役人でなくても)おもてなしするメニューとなります。実は先週の土曜日にも後輩と食べたのですが、うっかりデジカメで撮るのを忘れたのでブログの記事にしませんでした。なので、今回、ようやく鶏飯の紹介ができました。
都内などにも奄美料理のお店はあるようですので、機会があったら食べてみたいと思います。でもなぁ、お値段が高いみたいなんだよなぁ…。鶏のだし汁さえあれば、あとは残り物でも良いと思うので、安くできる料理だと思うんだけどなぁ。飲んだ後の仕上げにも、良いと思いますよ。