今夜の一杯は、薬草系リキュール「ベネディクティン」。スペルは「Bénédictine」です。(アクサン・テギュつきの文字、読めるかな?)
このリキュールは、16世紀にフランスのベネディクト派の修道院で誕生したとされています。ラベルには「D.O.M」と書かれ、別名「ドム」と呼ばれています。「D.O.M」は、「Deo Optimo Maximo」の頭文字で、「最善最高の神に捧ぐ」という、修道院での祈りの言葉です。
さて、一部の方はご存じでしょう。先日、℃-uteコンの合間に行った喫茶店が「ドム」でしたね。誰かがお店の名前について聞いていましたけど、残念ながらジオンのモビルスーツじゃなかったですねw たしか「リキュール」って言っていませんでした?そう、これがリキュール「ドム」なんです。
とりあえず一口。うん、甘い。飲んべえには甘すぎるなぁ…。でも口の中で広げていくうちに、いろいろな薬草成分がおいしく感じられるようになります。これ、身体に良さそう。風邪ひいた時にお湯割りで飲むと身体が暖まって良さそうです。
ストレートで飲むには甘すぎるので、飲んべえはブランデーと混ぜて飲みます。好みによって、1:1でも、ブランデーを多めにしてもOK。このカクテル、「B&B」と言います。ブランデーとベネディクティンでB&Bって、思い切りストレートなネーミングですね。
さらに、夏だったらオンザロックでも楽しめます。健康のために、薬草系のカクテルはいかがですか?w
ところで、リキュールって、なかなか奧が深いです。
リキュールとは「蒸留酒に、果実や薬草などを漬け込み、甘みを加えた混成酒」で、早い話「梅酒のたぐい」です。世界各地ではさまざまなリキュールが作られていて、それだけで一つの本ができるほどです。そのうち、「ベリー系」のリキュールを使ってオリジナルカクテルを作れたらいいなぁ。
- 作者: 福西英三
- 出版社/メーカー: 柴田書店
- 発売日: 1997/07
- メディア: 単行本
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おまけ。リキュールグラスという、リキュールを飲むための小さなグラスがあります。画像の左端がそれです。(右端が普通のカクテルグラス)