今夜の一杯「沙羅」

今夜は黒糖焼酎「沙羅(さら)」です。
一昨日の「星羅(せいら)」と同じ、喜界島酒造の製品です。こちらも長期貯蔵酒ですが、樽熟成はしていません。そのため、すっきりさわやかな中にもシャープな感じがあります。悪く言えばツンツンしている感じですが、ツンデレも嫌いではありませんw。


ラベル表面はレザック系の、和紙でしょうか、筆文字で「沙羅」とあって、なかなか味わいがあります。赤い模様は喜界島の形をデザイン化したもので、「黒糖焼酎」と文字が抜いてあります。「北緯28度」とありますが、アルコールは25度ですw


黒糖焼酎って女性的なイメージなんでしょうか?たしかに、芋焼酎は男性的ですけど、さわやかで軽い飲み口ですので、比較すると女性的なのかもしれません。それで女性の名前がイメージされるのかもしれません。


「沙羅」。沙羅双樹といえば、お釈迦様が亡くなったときに近くにあったとされる木で、仏教三大聖樹の一つとされています。これと西洋の女性の名「Sarah」「Sara」をかけています。さて、サラ、と言うと誰を思い出します?ジャズシンガーのサラ・ヴォーン。映画「ターミネーター」のサラ・コナー。(同名のドイツのシンガーもいるそうです。)でもここの読者の皆さんならこの人でしょう。
サラ・ザビアロフ。「パプテマス様!」というセリフが印象的な、パプテマス・シロッコの部下のニュータイプ。そして、シロッコに全てを捧げた女性です。目的のためには何でもする、人を裏切ることも平気、そんな印象が強いサラですが、生き方にブレがない、という点では見習うべきなのかもしれません。それでもカツの方に感情移入してしまう私ですけど…。(今気がついたんですけど、「沙羅」のつまみは「カツ」にすれば良かった…。)


「さら」という名前の印象ですが、「さら」という単語には、「新品」「無垢の、何もない」「白い」といった意味があります。漢字だと「更」、「新」です。(合わせると「更新」ですw)この「沙羅」のシャープでさわやかな飲み口には、まさに「さら」を感じさせる新鮮なものです。喜界、いや機会がありましたら、お試しください。


そういえば、「まっさらブルージーンズ!」の最初のシャウトは、これから誰がするんだろう…?