使徒、侵入



いやぁ、困りました。わが家の米びつに、虫が入っちゃいました。どうも、防虫剤「米びつ先生」の効き目が切れたようです。


お米のカップに取り出した「敵」。米は大きさ比較のために入れたもので、「米と虫の存在比率」はもちろんこんなに高くはありませんw


虫のクローズアップ。あきらかに甲虫類です。


新しく買ってきた「米びつ先生」の付属冊子によると「コクヌストモドキ」みたいです。この虫、「コクゾウムシが食べた後のお米の食べカスを食べに」来るらしいのですが、コクゾウムシは見かけないんですよね?やつら、うまく隠れているのかな?

まぁどうせお米の残りも少ない(5合程度)ので、虫を除去した後、普通に食べてしまうつもりでいます。その後はしばらくインターバル、お米を買わないでおきましょう。
今年の計画では、暑くなる前に食べ終わって、夏はお米を置いておかない、というつもりだったのです。わが家の台所は真夏には40℃になりますので、置いておくとどんな食べ物も悪くなります。悪くならなくても不味くなりますから。
「虫が入ったお米でも食べちゃう」んですけど、特に都会暮らしの方には抵抗がある方もいるかもしれません。でも考えてみてください。虫が食っているという事は「“ポストハーベストで虫がたからないようにガンガン農薬漬けにしたお米”ではないのだ」、という事が証明されているわけなので、逆に安心して食べられるわけです。虫のやつらも美味しいものを食べに来るでしょうから、「ちくしょー!」と思うのと同時に「よし、自分の食べ物は大丈夫」とも思うわけなのです。

ここでちょっと思い出話。独り暮らしで自炊を始めた頃、後輩の彼女(家が農家)がお米を10kgくらいくれたんですよ。ずいぶん実践的な引っ越し祝いです(笑)。そのお米が「自宅用無農薬」だったわけで、虫がすごかった…。毎日、お米を研ぐ前に虫を除去、水を入れるとまた虫が浮いてくるので除去…毎日が虫との戦いでした。そんな事が自炊の原点にあるので、少しぐらいの虫は屁でもないのです。

さて、明日はご飯炊こう。おかずは何にしようかな?