ギター修理

今日は休日ということで、ギターの修理をしました。
昨年12月、新しい弦を張っている最中にそれは起こりました。3番弦が巻けなくなったのです。弦をペグ(糸巻)につけて巻いていくわけですが、テンションがかかってくると空回りしてしまいます。3番弦の音が、必要な高さまで上がらなくなってしまいました。
どうやらテンションあげ子さんに嫌われているようです…。
ギターはたくさんあるのでw当面は困りませんでしたが、『どうしようか?修理に出そうか?』と迷っていました。
ある日、ふと立ち寄った楽器屋でパーツを見ている時、ペグを売っているのを見かけました。『そうか、自分で治せば良いのか』と納得しましたが、すぐには買いませんでした。なぜって、自分のギターに合うペグかどうかわかりませんでしたから。穴を開け直したりするのは面倒ですし、そんなに器用な方じゃありませんから。
ネットでギターの名前と年代からペグのメーカー・型番を調べました。結果として、楽器屋で見たペグでも良かったのですが、せっかくなので安いのを探すことにしました。で、つい先日、ネットオークションで中古品(でも新品同様)を落札し、つい先日、品物が到着しました。

オペに必要な道具はこれだけです。ドライバー、レンチ、新しいペグ。

まず、故障したペグを外します。

外したところ。(表/裏)

外したペグ。

今回取り替えるのは3番弦のペグのみです。本来は6個全て取り替えるところですが、新しい弦を巻いてあって面倒だしもったいないです。この次弦を交換する時に残りの5個を取り替えることにします。

3番弦用のペグを取り付けようとしたわけですが、ここで初めて気がついた事があります。ペグは2種類ある!つまり、1〜3番弦用と、4〜6番弦用です。違う側のだとネジ穴が逆についているのですね。ちょっと考えればわかりそうな事ですが、いざやってみるとあらためて気がつく、そんな事っていろいろありますよね。

取り付けです。裏側のネジを締めて…

表側のナットを締めます。

完成。(裏側より。左下が新しいペグ)

完成ついでに、この愛機の紹介を続けて書きます。